大杉のブログ

イラスト・小説のブログ

宝箱

翠也広太

本作の主人公

ヘタレダメダメダメダメ男

深奥大学3年機械工学科

将来工学士になるのが夢

 

律希華子

本作のヒロイン

こうたんの恋人

自由ヶ丘大学4年メディアデザイン科

将来の夢は、広告イラストレータ

金髪美人優しくて綺麗

浩一にもったいない位の彼女

病弱………そのせいで声が少し出なくなる水死した

 

 

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今日は、恋人の律希さんとデートの日だ........緊張する

待ち合わせの噴水で待つ.....うう緊張するなぁ......

「あっこうたん〜来てんだ〜」

「うっうん早いね」

「はい手繋ご」

「うん!!」

「今日も可愛いな〜僕の彼女は」

「ふっふえ〜こうたん........」

「うっわごめん!!」

「ううん頭なでなでうれし〜」

「もっもう可愛いなぁ〜!!」

「うわああああああこっこうたん〜!?」

思わず律希さんに抱き着く慌ててるのも可愛い

「もっもう行くよ.........」

「ごっごめん」

 

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今日こそ告白..........いやプロポーズするんだ!!

そのために今日は、彼女の好きな映画館に来たんだから.........!!

映画も中盤に入り.......そのらっラブシーンに入って来ていい雰囲気に......

今だ.............!!

「あっあのさ........!!」

「ごほっげっほ!!」

「えっ ................大丈夫」

「だいじょっうっ.........」

「律希さん!!」

 

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 「もう声は、少ししか出ません」

「そんな..........なんで」

「声帯の腫れがヒドいです」

「もうどうにも出来ません」

「どうしてこんなになるまで放っていたんですか」

「だって………翠也くん………とのデート楽しみだっ

!!ケホ!!ゴッホ!!」

「律希さんいいよ僕とのデートなんて」

キミが元気で居てくれたら

「なっなんでそんなコト言うの!!」

「私………今日のデートの楽しみで

服も買って変じゃないかってすごい今日のデート楽しみしてたのに………」

「そんなコト思ってたの私だけなんだ………意識してたの

私だけなんだ………ごめん何言ってるんだろう………ごめんなさい」

「広太くんさようなら」

「律希さん!!」

「あのー治療代」

「あ………すいません騒いで………」

「いっいえいいんですか追いかけないで………」

「いいんです………今追い掛けても何も変わりませんから……」

 

🌸🌷🌸🌷🌸🌷☔☔☔☔☔

 

 律希さんにメールをした………律希さんの好きなクレオール料理の

高級レストランに行かないかって………かれこれ三週間も連絡を取っていない

「会いたいなぁ………律希さん」

今度会ったら名前で呼んでみようか………いつまでも苗字呼びじゃ堅苦しいし

なんて出来もしない妄想を並び立てる僕は、彼女のこと何も知らない………

家だって………誕生日だって何も何も知らない分からない

「僕何も知らなかったんだなぁ何も………」

「うっうわあああうっうっつ」

ピロリーンピピ🎵

「っつ………律希さん………!!」

画面には、愛しい人の名前

メール画面を開きメッセージを見る………自由ヶ丘公園で待つ

これ………僕と律希さんが初めて会った場所だ………!!

あの時は、確か………不良に絡まれてた律希さんを救って………

「ありがとう………工学部の人だよねキミの名前は?」

「翠也広太です………」

「そっかキミが………じゃあこうたんだ!!」

「ねぇ今度食事しない?」

 

「私の好きな所でいいなんてキミも変わってるねー」

「いっいえ先輩を優先する方向で……」

「そっそれに初デート位貴方の……律希さんの好きな

所がいいかなって………」

「もしかしてキミ私のコト好き?」

「すっ好きです……そのすごく………」

 

「綺麗だね〜花火………」

「そっその………!!」

バアアアアアアアアアアン!!!

「なんか言った?」

「いえ何も」

律希さんとの想い出が駆け巡る

あの時結局………綺麗って言えなかったな………

 

☂☂☂☂☂☂☂☂☂☂☂

 

「はあはあ………!!」

あのメールが来てから僕は、必死で律希さんの元へ向かった

会いたい会いたいよ律希さん………!!華子さん………!!ううん華子!!

走って走ってやっと公園に辿り着いた………

ブランコに華子さんが座っている………やっと会えた………!!

 

「華子さん………!!」

「広太くん………」

 

「会いたかった………!!」

律希さんを抱きしめる

「うん私も広太くん………!!」

「華子さんその手どうしたの………」

「広太君に早く会いたくって転んじゃった……ごめん」

「いいよその位」

「薬局行こっか………」

後ろを向く

すると何故か抱き着かれた

「へっ華子さん………!?」

「ごめんごめんごめん………!!」

「いいよ僕は、華子さんが元気ならそれでいいんだ」

華子さんを正面から抱き締める

「うっうわああああああごめん私………!!」

背中をポンポンを叩く泣き止む様に

お願い泣かないで僕は、きみの笑った顔が好きなんだ………!!

「ひいっぐごめんなさい………」

「もういいよ大好きだから」

「うっつうわああああああああ」

 

🎀🎀🎀🎀🎀🎀🎀🎀🎀

 

「あのレストラン行かない?」

「予約してあるんだ、…………?」

「うんっ………行く………」

涙でグズグズの彼女にハンカチを渡しながら聞く

返事は、OKだった彼女とはじめて会った場所でまた好きだって言い合って

お互いの涙を拭い合って………これ以上に幸せな事があるだろうかいやない

もういつ死んでも良い今は、そう思える位に幸せだった

「じゃあ行こうかお嬢様」

「うん」

彼女の手を引き

初めてデートしたレストランへ向かう

 

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「ここってこんな豪華だったけぇ」

「あはは来たの一年前だもんねぇ………」

僕達が来たレストランはとてもとても豪華になっていた

まるで高級レストランの様だ………実際そうなんだけど一年前はただの隠れ家風

(本当に隠れている)だったから驚きだ………確か僕達が来てから評判になったんだっけそれから確か深奥と自由ヶ丘の奇跡のカップルなんて呼ばれたりして店もネタにして

売れ始めたんだっけ………おかげで予約の電話を入れた時めちゃくちゃ喜ばれた

それで特別メニューまで用意してくれるって言う………あの時と同じメニュー

「本当はこのメニュー廃止してたんですけど

翠也くんの頼みならなんのその!!存分に我が店をお楽しみ下さい!!」

マァタノンデナインデスケドネ〜

あの店長ノっ面倒見良すぎるよ………僕達の為だけに……よくやるなぁ

まぁ良いか………

「さっ行こ」

「あ………うん」

彼女の手を引いて店に入る

すると………

「「「おめでとうございます我が店300人目のお客様!!」」」

 

 

 

 「「へ………………?」」

なっ何コレ………こんなのお願いしたっけ?

すると店長が店から出て来た

「いや〜お熱いお熱い私と妻の若い頃思い出しますよ〜」

「はぁ………どうも」

「ささっお入り下さい」

「はい」

「わぁ………」

店内は、それはそれは豪華だった………現代社会に置いても中々ない豪奢さだ

ただその中にもどこか温かさが有ってあの隠れ家風のレストランは、変わっていなかった、何も心地の良い不変が僕を包むそうだ僕は、この店が好きなんだ

華子さんと来てから何度も来ていた。僕がここで何時間勉強しても店長さんは、

何も言わずただ優しく見ていてくれた父の様に………親のいない僕とってここは、

家………帰るべきマイホームだった………そういえば狛江さんにも娘さんが居たって言ってたな確か何年前に出て行ったとかなんとかだから僕のコトを息子みたいに思ってる

って確か何年か前に息子さんは………もう……いややめよう今日はせっかく歓迎されてるのに暗いのは………でも確か息子さんの名前は、街多康祐………娘さんは、佐伯西瓜

確か、息子さんは、奥さんとの子供で娘さんは、級友の友達の子で確かそのご友人はもう………この人の人生って不幸しか無いんじゃ………やめよう悲しくなる

「ささっコートをお借りしますね」

「はっはい」

「どうも」

「なんか暖かい店だねぇ」

「うんそうだね本当に」

「でここに呼んだ目的は?」

「後のお楽しみ」

「む〜」

いつもなら教えてあげるけど今日は教えない

教えてあげない教えない今日は、

「ん〜おいしガンボやっぱこの味よね〜」

「そうだね」

「この魚もおいし〜」

「ああ」

「ねぇそろそろいいかな」

「何が〜」

「メインディシュ」

 「ん〜何々」

「え………」

「何この特大ケーキ

食べきれないよ私」

パチパチと蝋燭をたて蝋燭が火を噴く

プレートにはお誕生おめでとうと書いてある

 

「………えなんで知って………」

「8月7日誕生日だろ?」

「いやだからなんで………」

「狛江さんに聞いた」

「こっ狛江さぁん!?」

「ハッハッハいいじゃないか恋人同士なんだから」

「でっでも〜」

「先に祝うのは私が良かったのに………」

「え!?」

「明日誕生日でしょ!!自分の誕生日覚えてないの!?」

「おっ覚えてるよ!?でも祝ってくれるとは、思わなくて」

「ふーん人の誕生日は、祝っといて自分の祝われると

思わないんだ酔狂ね」

「そっそういうコトじゃなくて………」

「何」

「なっ何でも無いよ………」

「んーまぁいいわはいこれ」

「亀………」

「そうお揃いのキーホルダーよ!!」

「ピンクの亀と翠の亀」

「あっありがとう………」

「「…………」」

「「ううう(恥ずかしい〜〜)」」

「おやおやお二人さんお熱いねぇ〜」

「「黙って下さい!!」」

「おっおう………」

うっうわあああもうどうしよう………渡しずらくなったよおお

指輪はぁ………んはぁ

「あああ!?」

「あなんか落ちたよ〜」

「わわあああああああああああ」

バッっと指輪に覆い被さるが指輪は、転がり丁度華子の方へ

「もう慌ててどうしっ……これ………」

「うわああああああああちっ違うんだこっこんなつもりじゃ………」

「違うの………?」

華子の綺麗な水晶の瞳に打ち抜かれる

嗚呼この瞳打ち抜かれるとダメだもう噓は、付けない言うんだ翠也広太!!

「その違わない………」

「僕とけっ結婚して下さい………」

「えああおーけーかな」

「なんで英語なの」

「ふふあはは」

「「あはははは」」

 

「いやー良かったなお二人さん!!」

「どっどうもそろそろ帰りますね」

 

「「ありがとうございました」」

 

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「今日は、ありがとう広太くん」

「ううん楽しんでくれたらそれでいいよ」

「…………大好き」

「僕も………」

「ねぇぎゅってして………」

「うん………」

華子さんに近づく抱きしめようとした離さない様に離れない様になのに………なぜか………華子さんが

倒れた

「華子さん……華子!!」

「ひっ広太くん………」

「なんで………」

 

「おっお前、が悪いんだ俺に俺に靡かないから………」

そこには、包丁を持った不審者の見本の様なヤツが居た

コイツが華子さんを………

 

「ふっふざけんなあああああああ」

 

不審者に殴り掛けたその時

 

「無効」

「西谷太郎お前の存在を無効にする死ね」

「え………」

次の瞬間には、男は、血塗れになりながら倒れていった

なん………なんで

「お前はだれだ!!」

相手を指して言う

「人に指を指すなって先生から教わらなかったかい?」

「まぁいい答えよう僕は、律希無効そこに抱いている

女性の弟さ………嗚呼またダメだったな……役立たずバイバイ」

「なっおい待て!!」

「待てと言われて待つヤツは、いないよじゃあね」

「おい!!」

 

「もう意味がわかんないよぉ……ねぇ華子さん華子起きて起きて返事をして………」

「ああうわあああああああああああああああああああああ」

「ああああ!!あああああああああ!!」

もう無我夢中何も分からない華子さんが死んだ………なんでなんで彼女は、何もしてないじゃないか………うう僕のせい僕死ねば良い死ねば嗚呼なんで世界は、こんなに

残酷なんだろう………僕から両親を奪いさらには、大切な人まで奪って

嗚呼世界よ

何がしたい?僕も死ねば僕が死ねば死ねば死ねば死ねば死死死死死死死死死死死死死死

シネバ……………?

「嗚呼華子さん今一緒に逝こう………両親に」

「どっちも優しいんだ義理の親だけど本当に優しくてっ………」

「うっつうわああああああああああああ」

「ごめんごめん守れなくて結婚するって言ったのに………」

「ごめんごめんもう出来ないよ………」

「うあわああああああああああああああああ」

 

 

 

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華子さん逝こう

僕達の逝くべき場所へねぇ、その時も結婚の約束は、有効かな

ううん今はまだ宝箱に閉まって置こう僕達の宝箱に………

 

「さようなら世界」

「また来て世界」

「ありがとう世界」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕は、橋から飛び降りた僕の世界とさよならして

また来て世界